歯列矯正でかかる初期費用はいくら?相場や内訳、費用を抑えるポイントを解説  
2026年7月29日 インビザライン

この記事を監修した人

MeLoS認定アライナー矯正教育担当講師。日本口腔インプラント学会認定JSOI専修医。長崎大学歯学部卒業、東京医科歯科大学病院総合診療科にて研修後、複数の歯科医院で勤務しインビザライン矯正やインプラント、口腔外科分野を含む各種治療経験を豊富にもつ。歯科医師向け専門書の翻訳なども行う。

「歯列矯正を始めたいけれど、最初にいくら必要なのだろう」「初期費用が高くて治療を諦めるべきか悩んでいる」と不安を感じている方は多いのではないでしょうか。歯列矯正では、選ぶ装置や支払い方法によって初期費用が大きく異なり、治療開始時にまとまった費用が必要になるケースもあります。

 

一方で、デンタルローンや分割払いを利用することで初期費用を抑えられる場合もあります。この記事では、歯列矯正で必要となる初期費用の相場や内訳、支払い方法ごとの違い、費用を抑えるポイントについてわかりやすく解説します。

 

歯列矯正でかかる初期費用の相場

歯列矯正でかかる初期費用は、選択する支払い方法や歯科医院によって異なりますが、一般的には数万円から数十万円程度が目安です。初診相談料や精密検査料、診断料に加え、処置別支払い制を採用している歯科医院では、矯正装置の装着時に治療費の一部を支払うこともあります。

 

一方、トータルフィー制度では、相談料・精密診断料を初期費用としてお支払いいただいた後、治療開始時に治療費のほぼ総額を支払うケースも少なくありません。治療費の支払い方は医院の導入しているシステムにもよりますが、多くの場合で院内分割やデンタルローンにも対応しています。矯正治療を行っていく上では、初期費用だけで判断するのではなく、通院費や調整料、保定装置代などを含めた治療総額を確認したうえで、ご自身にあった支払い方法を選ぶことが大切です。 

 

 歯列矯正全体の費用相場についてはこちらもご覧ください

 

歯列矯正でかかる初期費用の内訳

初診料

歯列矯正を始める際には、まず初診相談を受け、お口の状態や歯並びに関する悩みを歯科医師へ相談します。初診では、歯並びや噛み合わせの確認を行ったあと、治療方法の概要、治療期間や費用の目安などについて説明を受けることが一般的です。初診料は無料としている歯科医院もあれば、3,000〜5,000円程度かかる医院もあります。

 

初診相談のみでは治療方針は確定しないため、気になる歯科医院が複数ある場合は、カウンセリングを受けて比較・検討することも大切です。

 

精密検査・診断料

矯正治療を開始する前には、治療計画を立てるための精密検査を行います。口腔内写真や顔貌写真の撮影、レントゲン撮影、歯型採取や口腔内スキャンなどを行い、歯並びや噛み合わせ、顎の状態を詳しく確認します。検査結果をもとに歯科医師が診断を行い、治療方法や治療期間、抜歯の必要性などを含めた治療計画を立案します。

 

精密検査・診断料の相場は2〜5万円程度ですが、歯科医院によって金額や検査内容は異なります。正確な治療計画を立てるために欠かせない費用であるため、費用だけでなく検査内容も確認しておきましょう。 

 

矯正装置料

矯正治療を開始する際には、ワイヤーやマウスピースなどの矯正装置を製作・装着するための費用が発生します。この費用は初期費用の中でも大きな割合を占め、選択する矯正方法やプランによって大きく異なります。

 

例えば、ワイヤー矯正、マウスピース矯正、裏側矯正では装置の種類や製作工程が異なるため、費用や支払うタイミングにも差があります。また、処置別支払い制では装置装着時に費用を支払い、トータルフィー制度では装置装着前である治療契約時に総額を支払うケースが多いです。

 

歯列矯正の初期費用に含まれない費用

調整料・処置料

矯正治療中は、歯の動きを確認したり装置を調整したりするために定期的な通院が必要です。この際に発生するのが調整料・処置料で、初期費用とは別に支払う歯科医院もあります。費用の目安は1回あたり3,000〜1万円程度で、通院のたびに支払うケースが一般的です。

 

一方、トータルフィー制度を採用している歯科医院では、基本的に調整料が治療費に含まれています。料金体系によって総額が大きく変わるため、契約前に「毎回の通院費が必要か」を確認しておきましょう。 

 

抜歯・虫歯治療費

歯並びの状態によっては、矯正治療を始める前や治療中に抜歯を行う必要があります。また、虫歯・歯周病に罹患している場合も治療が必要となります。これらの費用は、初期費用や矯正治療費に含まれていないことがほとんどで、必要になったタイミングで別途支払います。

 

トータルフィー制であっても抜歯や虫歯・歯周病の治療費は別途必要になる場合が多いです。抜歯費用は保険適用の有無によって異なりますが、保険適用となる場合は数千円程度、自費診療ではさらに高額になる場合があります。また、虫歯や歯周病の治療費も症状や治療内容によって変動します。治療開始後に追加費用が発生する可能性があるため、事前に確認しておくことが大切です。 

 

保定装置料

矯正治療が終了した後は、歯並びの後戻りを防ぐためにリテーナー(保定装置)を装着します。費用の目安は2〜6万円程度で、処置別払い制度であれば、矯正治療が終了して保定期間へ移行するタイミングで支払うことが一般的です。トータルフィー制であれば保定装置の費用も含まれていることが多いです。

 

また、保定期間中の定期検診料が別途必要になるケースや、リテーナーを紛失・破損した場合には再作製費用が発生することもあります。治療後まで含めた費用を把握するためにも、保定装置料や保定期間中の費用が治療費に含まれているかどうかを事前に確認しておきましょう。 

 

歯列矯正でかかる初期費用は支払い方法によっても異なる

トータルフィー制

トータルフィー制とは、矯正治療にかかる費用をあらかじめ総額で提示する料金制度です。矯正装置料に加えて調整料、保定装置料などが含まれていることが多く、治療費が明朗で、支払額の見通しを立てやすい点が特徴です。

 

一方、治療開始時に総額、またはその大部分を支払うケースが多いため、支払い時の負担は高いと感じる傾向にあります。しかし、治療途中で追加費用が発生しにくく、予定外の出費を抑えやすいというメリットがあります。また、毎回の支払いを気にせず通院できるため、安心して治療を継続しやすい点も魅力です。

 

なお、抜歯や虫歯治療、リテーナーの再作製などは別料金となる場合もあるため、契約前にどこまでの費用が含まれているのかを確認しておくことが大切です。

 

都度払い制

都度払い制とは、治療の進行に合わせて必要な費用をその都度支払う料金制度です。初診料や精密検査料、矯正装置料などを実施されるたびに支払い、その後は通院ごとの調整料や処置料などを支払います。

 

治療開始時の初期費用を抑えやすいことが大きなメリットですが、通院回数や治療期間によって総額が変動します。そのため、治療が長引いた場合には、結果的に総額が高くなるケースもあります。

 

また、追加処置があった場合に思わぬ出費になることもあります。初期費用だけで判断するのではなく、治療終了までに必要となる総額や追加費用の有無も確認し、ご自身の予算や支払い計画に合った料金制度を選ぶことが重要です。複数の歯科医院で見積もりを比較すると、より納得した形で治療を始められるでしょう。 

 

歯列矯正の初期費用を抑えるポイント 

カウンセリングが無料の歯科医院を選ぶ

歯列矯正の初期費用を抑えたい場合は、無料カウンセリングを実施している歯科医院を選ぶことがおすすめです。歯科医院によっては、初診相談だけで数千円程度の費用がかかる場合がありますが、無料で相談できる医院であれば、費用を気にせず治療内容や料金について話を聞くことができます。

 

また、無料カウンセリングでは、歯並びの状態や治療方法、治療期間の目安、費用の概算、支払い方法などを確認できることが一般的です。すぐに治療を開始する必要はないため、まずは相談だけ受けて、自分に合った歯科医院かどうかを見極めることが大切です。ただし、無料相談だけでは精密な診断までは行わない歯科医院もあるため、どこまで対応してもらえるのか事前に確認しておきましょう。 

 

歯列矯正のカウンセリング前後でのポイントについてはこちらもご覧ください

 

複数医院から見積もりをもらい、比較する

歯列矯正の費用は、歯科医院によって料金体系や治療内容が異なります。そのため、初期費用を抑えるためには、複数の歯科医院で見積もりを取り、比較することが重要です。見積もりを比較する際は、初期費用だけでなく、調整料や保定装置料、保定期間中の通院費など、治療終了までに必要となる総額も確認しましょう。

 

一見すると初期費用が安くても、追加費用が多く発生し、最終的な総額が高くなるケースもあります。また、費用だけでなく、治療方法や通院頻度、保証内容なども比較することで、自分に合った歯科医院を選びやすくなります。

 

分割払い・デンタルローンを利用する

初期費用の負担を軽減したい場合は、分割払いやデンタルローンを利用する方法もあります。トータルフィー制では治療開始時にまとまった金額を支払うことになりますが、負担が大きいと感じる人も多いです。しかし、分割払いやデンタルローンに対応している歯科医院であれば、毎月一定額ずつ支払うことができるため、家計から一度に大きな出費をする必要がありません。院内分割のシステムの用意がある医院では手数料がかからない場合もあります。

 

また、デンタルローンは、分割払いよりも毎月の支払額を低く抑えた設定にすることもできます。ただし、デンタルローンは金利や手数料が発生することが多いため、支払総額が現金一括払いより高くなる点と、分割回数が多くなるとその分支払い期間が長くなる点に注意しましょう。月々の支払額だけで判断せず、金利を含めた総支払額まで確認したうえで利用を検討し、自分のライフスタイルにあった支払い方法を選択しましょう。 

 

 

初期費用を含め、出来るだけ費用を抑えて矯正治療を受けたい方はこちらもご覧ください

 

歯列矯正の初期費用が気になる方は、MeLoSにご相談ください

歯列矯正は決して安い治療ではないため、「最初にどれくらいの費用が必要なのか」「総額はいくらになるのか」と不安を感じる方も多いでしょう。歯科医院によって料金体系や支払い方法は異なるため、初期費用だけでなく、治療終了までにかかる総額を確認したうえで治療を検討することが大切です。

 

MeLoSでは、専門のスタッフが患者様のお口の状態やご希望を丁寧にお伺いし、費用や治療内容に関するご相談にも対応しています。また、お近くでインビザライン矯正を受けられる提携クリニックのご紹介も可能です。初回相談は無料ですので、歯列矯正の費用について不安がある方は、お気軽にLINEよりご相談・お問い合わせください。 

 

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