症例
20代女性の歯周形成外科治療
担当医の処置方針
右上1と左上1の歯頚ラインの不揃いを認めました。 歯周基本治療を行った後、CT所見と歯周検査より右上1の唇側歯肉の過形成と診断し、歯肉切除を行いました。 2ヶ月の経過観察後、歯肉の安定を確認して治療終了となりました。 精密な診断とマイクロオペにより、歯肉切除は1回のみ行い、外科的侵襲は最小限に抑えられました。
治療後の口腔写真
Before
After
歯周基本治療により、歯肉炎も改善し、歯頚ラインも整いました
治療の詳細
治療プラン:歯周基本治療、歯肉切除による歯周形成外科治療
この症例に使用した装置と費用
スペシャルクリーニング、歯周形成外科処置 | 約 63,800 円(税込) |
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※備考
矯正治療に伴う一般的なリスク・副作用
- ・最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1,2週間で慣れることが多いです。
- ・歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
- ・装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- ・治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
- ・歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
- ・ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ・ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
- ・治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
- ・治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
- ・様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
- ・歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
- ・矯正装置を誤飲する可能性があります。
- ・装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
- ・装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
- ・装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやり直す可能性があります。
- ・あごの成長発育によってかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
- ・治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
- ・矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。